グループインタビューとは
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- グループインタビューとは5〜10人の調査対象者を会場に集合させ、司会者の進行のもとに行うインタビューのことです。座談会形式で行うので、消費者の生の声を聞くことができ、新商品の開発や、既存商品の改革などの際に、消費者のニーズや不満を把握することが可能となります。
アンケート調査が、調査対象者に質問して得た回答をもとに数量的なデータを収集する方法である定量的なものであるのに対し、グループインタビューは、数値では捉えにくい、心理や価値観について捉えることができる定性的なものです。 一人から聞くよりも複数人に対して同時にインタビューをすることにより、相互啓発による議論の活性化が期待できます。また、アンケート調査ではわからない、心理面や価値観を引き出すことができます。
またインターネットとウェブカメラを利用した複数人のインタビューを行っているグループインタビュー会社もあります。この方法の強みは、調査対象者がどこからでも参加できる点であり、企業の調査者の条件を満たす人を多数集めることができるでしょう。また、実際に会ってインタビューを行うよりもよりスピーディーに行うことができます。さらに、コストがそれ程かからないので費用対効果は大きいです。 弱みとしては、調査対象者の相互啓発は、実際に会ってグループインタビューを実施するよりも望めないかもしれません。しかし、調査内容によっては、その弱みがそれ程露呈しないこともあるので、コンシェルジュに気軽に相談ください。 - ヒアリング
- 事前にグループインタビュー会社とクライアントが打ち合わせをし、どのような年代にどのような内容を聞きだしたいのかということを明確にし、グループインタビュー会社とクライアントでそのカテゴリに対する意識、態度、ライフスタイルなどの条件により対象者を選び出します。
- インタビュー実施
- グループを会場に集め、モデレーター(司会者)の進行のもとグループインタビューを実施します。
- 発言録、報告書作成
- インタビュー中の調査対象者の発言をまとめ、発言録、報告書を作成します。
- *どのグループインタビュー会社にも共通するのは上記の流れですが、それぞれの会社によりサービス内容、付加的サービスに違いが見られます。ヒアリングや報告書の形式、かかる日数等で各社違いがあります。
- グループインタビュー会社を選ぶポイントはグループインタビューを実施する際の司会者の能力やヒアリングの精度です。司会者次第で調査対象者のニーズや不満、さらには価値観、心理面を引き出せるかどうかが決まることもあります。ヒアリングの際に自社がグループインタビューで聞き出したいことを事前に明確に準備して臨むことも必要です。また、グループインタビュー会社が提供するサービス内容を比較し、目的にマッチするシステムを選びましょう。 消費者の意見を聞きだす手段としてはグループインタビュー以外にも様々なアンケート手段もあります。費用対効果を考慮し、一番良い手段をとることが必要でしょう。